モダンなのにクラッシック。頼りになるいつもの皿やカップは、洋風の料理にも、和食にも、中華やイタリアンまでさまざまな顔立ちの料理が食卓に並んで欲しいという想いから、スタンダードな丸皿やオーバル皿が生まれました。特にオーバル皿は、皿の上で料理が映えるようなフォルムにこだわりました。
皿・白
「白」の色は皿によって微細に異なります。窯の中に「塩」を投げ入れ焼き上げる工程で、独特の風合い、波を打ったような、風が吹いたような景色が現れます。窯の中で火がどう動くかを考え、酸素量、湿度などを調整しながら、器に景色を出していきます。使い勝手の良い美しい形、そして料理が映える美しい色が特徴です。
皿・斑点
「斑点」柄の風合いは、皿によってさまざまです。「富士の火山灰」を釉薬に混ぜ込んだ灰釉を器に塗布して焼き上げます。還元焼成にて高温で焼き上げるため、鏡面のような艶と硬質な素地が出来上がります。一点一点異なる景色を楽しんでいただきたいシリーズです。
皿・緋色
「緋色」の風合いは、信楽焼にとってはアイデンティティのような色。かつては琵琶湖の底の土(古琵琶湖層)で成型した器を、松の木で熾した火で焼き上げると現れる色でした。緋色(スカーレット色)は料理との相性もばっちり。大地の色に近いことから、自然に育てられた食材と調和し、美しい一皿を作り出してくれます。
皿・青萩
美しいブルーが印象的な萩シリーズの、青萩の風合いは、長石と呼ばれる釉薬にもみ殻の灰を混ぜて塗布し、酸化させることで発色しています。ワンプレートディッシュや、贅沢に縁取ったボウル皿など様々な用途でお使いいただけます。
皿・鼠萩
萩シリーズの鼠萩は、青萩と同じ方法を用いながらも釉薬の量とわずかな温度の違いだけで色を変化させています。高温で焼き締めるため、表面には鏡面のような美しい艶と、金属のカトラリーを使っても傷がつきにくい硬さがあり、さまざまな料理と相性が良いです。